7月1日からのベトナム入国緩和について

※ ベトナム新型コロナウイルス感染症予防国家指導委員会より追加の発表がありましたので、一部内容を変更しています。(5月30日追記変更)

 

ベトナム政府は5月25日付け政府第79号にて、7月1日から日本を含む80ヶ国に電子ビザの発行を認めました。

ベトナム入国、日本帰国についてわかっていることをまとめましたのでご確認ください。

以下、現在とは5月28日を表します。

 

 

ベトナムに入国するには?

7月1日以降、特定の国のパスポート保持者に限り電子ビザを取得の上、ベトナムに入国可能です。
電子ビザの有効期限は指定日(申請日ではありません)から30日間です。
現在ビザ無しの入国は認められていません。7月1日以降も認められていません。

 

特定の国のパスポート保持者とは?

日本、韓国、中国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなどを含む80ヶ国が対象です。

 

電子ビザとは?

オンラインで申請するインターネットビザ(Eビザ・観光ビザ)のことです。

 

電子ビザの申請方法は?

以下のページにて申請してください。
https://evisa.xuatnhapcanh.gov.vn/web/guest/khai-thi-thuc-dien-tu/cap-thi-thuc-dien-tu

電子ビザの申請方法は以下のページを参考にするとわかりやすいです。
https://kyujin.careerlink.asia/vietnam/%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E7%94%9F%E6%B4%BB%E6%83%85%E5%A0%B1/Vietnam-Evisa

ビザ料金は25ドルです。
クレジットカードにて支払いできます。
申請から3営業日必要です。

 

入国時に他に必要なものは?

今のところ、ビザを持っていれば入国できるようです。
新しい条件が追加される可能性はあります。
後述しますが、入国後2週間の隔離については現在撤廃されていません。
ベトナム入国に関し入国規制は続けるとのことですが、現在のところ詳しい発表はありません。
今後また新しい情報が入ればTwitter等でお知らせします。

 

飛行機は飛んでいるの?

現在のところJAL、ANA、ベトナム航空、ベトジェットの運行につきまして、7月以降のスケジュールは出ていません。
飛行機予約サイトで確認したところ、ベトナム航空のチケットのみ予約可能でした。
またタイ経由や韓国経由でのベトナム往復便の予約も可能でした(日本人のトランジットが可能かは各国の対応にによります)。
JAL、ANAは現在減便にて運航しており、引き続き減便の可能性はありますが運航は続くと予想されます。
またベトジェットは現在日本便のフライトは停止していますが、7月に合わせて運航が始まる可能性はあります。

 

入国できる場所は決まっているの?

ハノイ・ノイバイ国際空港、ホーチミン・タンソンニャット国際空港、ダナン国際空港の他、国際空港8カ所。
中国との国境・ラオカイ、ラオスとの国境・タイチャン、ラオバオ、カンボジアとの国境・モックバイ、ハーティンなど、陸路国境16カ所。
その他、主要海路国境13カ所。
外国人観光客が主に入国するほとんどの国境から入国できるようになると発表されています。
ただ、外国人の入国をフーコック島のみとする案も出ており、今後内容が変更される可能性も十分にあります。

 

入国後に14日間の隔離はあるの?

現在外国人はベトナムに入国できませんが、帰国したベトナム人にはPCR検査を行い、陽性者は入院、陰性者は2週間の隔離を求められています。
7月以降の対応はまだ示されていませんが、今後なんらかの条件が追加される可能性があります。
ベトナム新型コロナウイルス感染症予防国家指導委員会は外国人の入国規制を続ける方針と言っていますが、ビザの発給発表と矛盾する点もあることから、今後の政府発表を注視する必要がありそうです。

 

ベトナム国内は観光できるの?

問題なく観光できます。
ベトナムは現在のところ、新型コロナの市内感染者は40日以上ゼロが続いています。
すでに国内の経済はコロナ依然とほぼ同じ状況で動いています。
国内観光も活発になってきており、おそらく国内すべての観光地が観光できます。
ただし外国人が主に宿泊するホテルの多くは廃業や休業をしており、早めの予約と営業確認が必要かと思います。
ホテル予約サイトで予約できても、すでに廃業しているところが多数ありますので要注意です。
また先述通り外国人入国はフーコック島のみとする案も出ていますので、今後の政府発表を注視する必要があります。

 

日本帰国後に14日間の隔離はあるの?

現在のところ、ベトナムからの帰国者に対して14日間の隔離を求められています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00098.html

ですが、7月1日までに条件が緩和される可能性はありますので、今後日本政府から出される発表を待ちたいところです。

 

まとめ

以上のとおり、現在のところビザが必要であること、航空機の運航が決まっていないこと、入国条件が決まっていないこと、日本帰国後14日間の隔離が解除されていないことなど、いくつかの問題が残っています。

ですがベトナム政府がビザ必須とはいえ観光客の入国を認めたということは、ベトナムへの観光入国については開放に向かっているといえます。
また具体的なベトナム観光旅行の日程を組むには早いとは思いますが、今後出てくる政府方針を確認しながら来るべき日をお待ちいただければと思います。

今後のプレスリリースに注目し、新しい情報が入りましたらTwitterやInstagramを通じてお知らせします。
またこちらのブログにてまとめを掲載していきますので、よろしければご覧いただければと思います。

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