7月4日現在のベトナム出入国について(まとめ)

7月4日現在でのベトナム出入国について、わかっていることをまとめましたのでご確認ください。
なお、ここでの現在は7月4日とします。

 

ベトナムに入国するには?

現在、ベトナムへの外国人の入国は基本的に認められていません。
ベトナムに入国する定期便は飛んでいません(ベトナムを出国する定期便は飛んでいます)。
また陸路国境は国境を挟む両国民以外は通過できません。
ビジネス関係者については6月25日から3日間、合計約440名の入国が認められましたが、これは事前にベトナム政府に所属組織より申請した者に限られています。
今後ビジネス関係者に対する入国緩和は検討されていますが、観光での入国はまだ先と思われます。

 

日本との飛行機は飛んでいるの?

現在のところ、日本とベトナムを結ぶ便は以下の通り運航されています。
全日空(ANA) 7月31日まで、8月以降未定
日本→ベトナム 全便運休
ハノイ→成田 週2便(水、土)
ホーチミン→成田 週3便(火、木、土)
日本航空(JAL) 7月31日まで、8月以降未定
日本→ベトナム 全便運休
ハノイ→成田 週1便(金)
ホーチミン→成田 週1便(金)
ホーチミン→羽田 週1便(水)
ベトナム航空 8月31日まで 日本路線全便運休
ベトジェット 9月15日まで 日本路線全便運休
ビジネス関係者に関してのみ、今後また臨時便を利用することができるかもしれません。
臨時便希望者は駐日ベトナム社会主義共和国大使館にお問い合わせいただくことになると思われます。
http://www.vnembassy-jp.org/ja
6月の臨時便はベトナム大使館HPより申し込みする必要がありました。

 

ベトナム入国後に14日間の隔離はあるの?

現在外国人はベトナムに入国できませんが、臨時便での入国者に対してはPCR検査を行い、陽性者は入院、陰性者は2週間の隔離となっています。
隔離先はベトナム政府が準備したホテルでの隔離です。それ以外は認められていません。
6月の臨時便での入国者は北部クアンニン省(ハロン湾のある省)のホテルにて隔離となりました。
ホテルは5つ星のようです。

 

臨時便によるベトナム入国に関して、費用はいくらかかるの?

ベトナム政府から正式な費用についてのプレスリリースはありません。
ですが、日本の報道によると航空券、PCR検査費用等で約42万円の費用負担があったようです。
ちなみに6月の臨時便はベトナム政府が準備したベトナム航空の旅客機でした。
以下、6月臨時便についてのニュースです。
https://www.fnn.jp/articles/-/56158

 

日本帰国後に14日間の隔離はあるの?

現在のところ、ベトナムからの帰国者に対して14日間の隔離を求められています。
入国後、PCR検査を受け、陽性の場合は入院、陰性の場合は2週間の隔離となります。
PCR検査の結果は約2日かかるようです。
自宅隔離も認められていますが、公共交通機関での移動は2週間禁止されているため、レンタカーもしくは個人の車にて自宅まで移動する必要があります(電車、バス、タクシー、国内線飛行機などの利用は禁止)。
詳しくは以下のページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html#Q1-1

 

まとめ

以上のとおり、現在のところはビジネス、観光共にベトナムの入国に関しての定期便運航は決まっていません。
観光入国に関してはベトナム国首相は「外国へのドアを一気に開けはなつことはない」と公言していることから、まだしばらく自由な往来はできないようです。
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/betonamukokunainishingatakoronakanrenhappyo.html

6月のニュースでは日本を含む数か国の入国を検討とありましたが、続報にて30日間以上市中感染が発生していない国や地域を対象に入国を検討となりました。
このことよりも日本との自由な往来は8月以降も難しいでしょう。
またそれより以前にベトナム政府は「10月から12月には外国人観光客の受け入れも検討する」と公言していることより、観光目的の入国は早くとも秋以降、年末までに始まればよいと考えていると思われます。

今後のプレスリリースに注目し、新しい情報が入りましたらTwitterやInstagramを通じてお知らせします。
またこちらのブログにてまとめを掲載していきますので、よろしければご覧いただければと思います。

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