ベトナム最大の都市ホーチミン。
その大都市には毎年たくさんの外国人観光客が訪れます。
ホーチミンの楽しみ方はショッピングやカフェ巡りなどの市内観光だけではありません。
郊外にはたくさんの観光地があり、きっとみなさんを満足させてくれるでしょう。

ベトナム戦争の史跡 クチトンネル

ベトナム戦争時代、南ベトナム解放民族戦線(通称ベトコン)が作った軍事トンネル。全長200kmとも300kmとも言われる手掘りのトンネルは地下四階まで掘られており、当時は病院や食堂、指令室などもあったとのことです。

現在は世界各国から観光客が訪れる観光地になっており、ベトナムの観光地では数ある世界遺産を押さえてトリップアドバイザーNo.1です。

ホーチミン市内からローカルバスで約2時間。乗り換えも必要ですので、ツアーで行くのがベターです。

午前のツアーに参加すると、ホーチミン帰着が午後2時くらいになります。
安価なツアーは昼食は入っていませんので、なにか食べるものを持っていくのがいいでしょう。クチトンネルには軽食や売店等がありますが、平日は軽食の販売がないこともあります。
また午後のツアーは開催されないこともあります。

雨季にはトンネル内が濡れて泥で汚れることがあります。多少汚れることを想定していく方がいいでしょう。
また女性はパンツルックの方が無難ですね。
ただ、ガイドブックに書いてあるほどドロドロに汚れることはありません(トンネルの入り口には屋根が設置してあり、雨が入ることはありません)。
乾季はほぼ汚れることはありません。サンダルでも大丈夫。気軽にいきましょう。

また、マシンガンやライフルなどの実弾射撃場もあり、実際に撃つことも可能です。

 

兎家発着英語ツアー代金 少人数、車利用 585,000VND≒23ドル(入場料込み)
射撃料金 10発600,000VND≒24ドル~(銃の種類によって違います)

 

 

メコン川の最終地点 ミトー

ホーチミンから南に約2時間、メコン川に沿うようにあるミトーへは1日ツアーが便利です。

ミトーへのツアーでは、中洲の島に渡るボートトリップにココナッツミルク工場(というには手作り感が…)や養蜂場を周ります。
昼食にはエレファントフィッシュという地元名産のエレファントイヤーフィッシュ(象耳魚)の丸上げを注文することができます(ツアーによっては料金に含まれます)。
その他にはメコン川の中洲の島にある川を手こぎボートで下ったり、馬車に乗ったりと一日盛りだくさんのミトー1dayツアーは大変お勧めできます。コスパは最高レベルです。

格安のローヤルゼリーや手作りハチミツ、ヘビ酒なども現地で購入することもできます。

 

兎家発着英語ツアー代金 少人数、車利用 695,000VND≒28ドル(送迎・昼食込み)

 

 

マングローブとモンキーフォレスト

サイゴン川をずっと下った海辺にある広大なマングローブの森。
ベトナム戦争時にはこのマングローブもアメリカ軍の枯葉剤によってほぼ全滅状態になったそうです。
でもそれももう過去の話。
現在は95%以上の回復をみせ、見渡す限りのマングローブの森が広がっています。
そのマングローブの森には野生の猿が生息しています。
カンゾーモンキーフォレストにはたくさんの猿が生活しており、眼鏡やスマホを狙ってくるので要注意です!
取られてしまったら返ってこないと思ってください!
係員が取り戻してくれることもありますが、必ず返ってくるとは限らないので本当に気を付けて(T-T)

マングローブの森の中にはベトナム戦争時の南部解放戦線の基地を再現したエリアもあり、当時の戦いを想像させてくれます。
またクロコダイルの養殖もされているようで、餌やり体験もできますよ。

まだまだ外国人観光客が少ないため、訪れる人も多くありません。
これからの新しい目玉スポットになる観光地ですね。

兎家発着英語ツアー代金 少人数、車利用 690,000VND≒28ドル(送迎・昼食込み)

 

 

狂ったディズニーランド スイティエン公園

奇怪遺産という本の表紙になったことから一気に有名になったホーチミン市郊外にあるテーマパーク。
プールにそびえたつ巨大な顔はベトナムの伝説の王様、フン国王です。
このテーマパークは仏教をテーマにしたテーマパークで、いたるところにある奇妙な像たちはよく見ると確かに仏教感が出ています(中には出てないもののありますが笑)。

ディズニーランドより広い敷地には、ジェットコースターや観覧車などに加え、ワニ釣りパークや許可を取ってるのか不明なハリーポッターのお化け屋敷などもあり、一日では周りきれないほど。
特に必見なのはフン国王の大きな顔があるウォーターパーク!
大人も子供も朝早くから一日中楽しめます。

毎年12月~1月頃に改修工事があり、アトラクション等の変更があります。
また閉演時間は午後5時と早めですのでご注意ください。

入場料 大人110,000VND≒4.5ドル 子供60,000VND≒2.5ドル
アトラクションは別途代金が必要です。

兎家近くのバスターミナルから市バス19番 7,000VND≒0.3ドルで行くこともできます。

 

 

ベトナムでダチョウに乗るなら! ブンソアイ公園

※ 現在、ダチョウ乗りは休止されています

 

ホーチミンからタクシーで1時間強。
ホーチミン市を出て隣の省にあるブンソアイ公園は動物園やプールのある公園というより緑豊かなテーマパークです。

ここではなんとダチョウに乗ることができます!

雨季(5~10月)は地面がゆるいのでただ乗るだけなことも多いですが、乾季(11~4月)はライディングができます。
振り落とされないように気をつけて!

それ以外にも2mはあるアロワナがいっぱいいたり、ホワイトタイガーがやたらいたりします。
もちろんダチョウも無駄にいっぱいいますし、スワンボートと思ったらニワトリボートだったりもします(もちろんこれも乗れます)。
その他にもワニ釣りや乗馬もできますし、レストランはダチョウやワニの肉を食べることも…(だめです!想像してはいけません!)。

平日に行くと不安になるくらいお客さんがいませんが、週末に行くと家族連れや友達同士でBBQをしたりして宴会をしてたりします。混雑するほどではありませんが、それなりに賑わっています。

ちょっと変わったことをしてみたいあなたにおすすめのテーマパークです。

入場料 大人50,000VND≒2ドル
タクシーで約1時間 片道約500,000VND≒20ドル