南京虫(ベッドバグ・トコジラミ)を防ぐ対策方法
バックパッカーを悩ますものは数あれど、誰しもが避けて通りたいものの一つである南京虫。
今日はバックパッカーの天敵であるダニの仲間、にっくき南京虫を確実かつ効果的に防ぐ方法をお伝えします。
南京虫(ベッドバグ・トコジラミ)を防ぐ対策方法
刺されれば凄まじい痒みで夜寝ることもままならず、刺された跡は目を覆いたくなるほど酷い南京虫。
安宿に泊まることの多いバックパッカーにとって、南京虫を避ける(防ぐ)ということはその痒みもさることながら今後の旅のスケジュールにも影響してくる深刻な問題です。
南京虫は不潔なところを好む虫で、2017年9月に英研究チームが南京虫は汚れた衣服を媒介に移動していくことを突き止めました。以下ソース↓
https://www.afpbb.com/articles/-/3144907
南京虫の発生原因がわかったことにより、南京虫の有効的な回避対策がわかってきました。
ここでは誰でも簡単にできる南京虫を防ぐ対策方法を簡潔にお伝えします。
南京虫(ベッドバグ・トコジラミ)対策5か条
1.エリア最安の宿(ゲストハウス)を避ける
2.過去に南京虫が発生した宿(ゲストハウス)を避ける
3.ドミトリーは回転率の悪そうなベッドを選ぶ
4.クリーニングサービスのある宿(ゲストハウス)選ぶ
5.新しい宿(ゲストハウス)を選ぶ
1.エリア最安の宿(ゲストハウス)を避ける
バックパッカーならば1ドルでも安い宿に泊まりたいものです。少しでも節約して旅をするのが醍醐味でもあるわけですが、ちょっと考えてみてください。
南京虫を媒介している不潔なバックパッカーは当然ながらあまりお金は持っていません。
「お金を持っていない=最安の宿に泊まる」ということは間違いありません。
泊まろうとしているエリアの最安の宿には今やってきたばかりの南京虫が次のバックパッカーを待っている可能性が高いのです。
少しのお金を節約したばかりに多額の治療費と旅の足止めをくらうのはもったいなさすぎますよね。
ブイビエン通りの裏路地にはホーチミン最安値の宿が並んでいます。
2.過去に南京虫が発生した宿(ゲストハウス)を避ける
南京虫が過去に発生した宿(ゲストハウス)は清掃・掃除に関する考え方が甘いと思われます。
きっちりと掃除をして、ちゃんとシーツの交換をしていればそうそう広がるものではありません。
南京虫は目に見えますので、スタッフがシーツの交換をちゃんとしていれば確実に目視で確認できるのです。
また、南京虫は刺された翌日には症状が出ます。
ですので、南京虫を持ってきた人はすぐにわかるはずですし、わかったのにも関わらず早急に対応していないのでその宿で南京虫が発生するのです。
インターネットで宿(ゲストハウス)の名前と南京虫(英語名:Bedbug)で検索するといいでしょう。
これがベッドにいたら掃除してたらわかりますよね??
3.ドミトリーは回転率の悪そうなベッドを選ぶ
これはゲストハウスを運営していてわかったのですが、ドミトリーベッドはベッドによって回転率に大きな差ができます。
当然ながら1段目の回転率は良く、2段目は悪いです。また入り口に近いベッドやトイレに近いベッドも回転率が悪くなります。
そういうベッドは誰しもが選びませんので、必然的に南京虫が生息しにくいということになります。
どうしても他に宿がない場合などには有効な対策です。
2段ベッドの上段は回転率は悪いです(兎家は下段ベッドも毎日清掃しているので清潔です!)
4.クリーニングサービスのある宿(ゲストハウス)選ぶ
衣服のクリーニングサービスのある宿は長旅をするバックパッカーにとって大変ありがたいですよね。
もちろん誰しも毎日服を着替えますので、洗濯する必要があるのですが、クリーニングサービスのない宿ではどうしても洗濯物が溜まります。
先述した通り、汚れた洗濯物に南京虫は集まってきますので、クリーニングサービスのある宿には南京虫が滞留しにくいです。
もちろん、有料より無料のクリーニングサービスがある宿がいいでしょう。
有料だと衣服を溜めがちになりますから。
無料のクリーニングがあれば毎日洗濯をお願いしますよね。
5.新しい宿(ゲストハウス)を選ぶ
これはもう究極ですね(笑)
当然のことながら、新しくできたゲストハウスはそもそも訪れたお客さん自体が少ないです。
もちろん南京虫が発生する可能性も限りなく低いです。
ホーチミンのような旅行者(バックパッカー)が多い街は毎日のように新しいゲストハウスができています。
南京虫を避けるにはそういう選択肢もありますよ。
兎家はオープンしてたった2ヶ月の大変きれいなゲストハウスです(笑)
さて、いかがでしたでしょうか?
南京虫対策について理解いただけましたでしょうか。
私は少しのお金をケチってしまったばかりに南京虫にやられてしまったバックパッカーを何人も見てきました。
当の本人もシンガポールで最安値のゲストハウスのドミトリーで南京虫にやられた経験があります。
あの時はかきむしった足から雑菌が入り、歩くこともままならなくなりました。
あんな経験は誰にもしてほしくないですね。
少しでも安全で快適なバックパッカーの旅を続けてもらうために、このブログが役に立てばうれしく思います。