4月16日現在のベトナム及びホーチミンの状況

日本ではベトナム及びホーチミンの状況がどうなっているか全く情報がないと聞きましたので現在の状況をまとめました。
4月16日現在、わかっている情報をまとめます。

以下、現在とは4月16日を表します。

在ベトナム日本大使館より、ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表

在ベトナム日本大使館からの新型コロナウイルスにおける公式の発表は以下のページよりご確認ください。

httpss://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona_information.html

こちらの発表を以下の通り、噛み砕いて記載します。
必要と思われる部分を抜粋して記載していますので、すべて記載していないことをご理解のうえお読みください。

ベトナムでの新型コロナウイルス感染状況

現在の総感染者数 268名(うち171名は治癒) 死亡者 0名
4月16日午前 ベトナム保健省発表

ベトナム入国者に対する新型コロナウイルス検査について

ハノイ市保健局は、各地区の保健センターに対し、3月1日以降入国してきた者全てに対する新型コロナウイルス検査を実施するよう指示を出しています。
今後、その他の省・市においても、同様の検査が実施される可能性があります。

日本人のベトナム入国について

現在、ベトナム入国に関して、日本人を含むすべての外国人の入国を停止しています。
期限はきまっていません。

日本人のベトナムビザ取得について

ビザ発給についてはすべての外国人に対して4月17日まですべて停止となっています。
しかし、現在の状況からビザ発給再開はされるとは思えません。最新情報をご確認ください。
ただし、ベトナム国内に滞在している外国人に対してはビザの延長は特例で認められています。

ベトナム~日本間のフライト状況について

全日空(ANA)
ハノイ→東京(成田) NH898 ~5月15日 週3に減便 月・水・土曜日運航
ホーチミンシティ→東京(成田) NH834 ~5月15日 週3に減便 火・木・土曜日運航
東京(成田)→ハノイ・ホーチミン ~5月15日 運休
東京(羽田)↔ホーチミンシティ ~5月15日 運休
東京(成田・羽田)→ベトナム便はカーゴのみ(搭乗できません)

日本航空(JAL)
ハノイ→東京(成田)JL752 ~4月30日 週3に減便 水・金・日曜日運航
5月1日~31日 週1に減便 水曜日運航
ホーチミン→東京(羽田)JL070 ~5月31日 運休
ホーチミン→東京(成田)JL750 ~4月27日 週3に減便 水・金・日曜日運航
5月1日~31日 週2に減便 水・土曜日運航
東京(成田・羽田)→ベトナム便はカーゴのみ(搭乗できません)

ベトナム航空
日本路線全面運休 ~5月31日

ベトジェット
日本路線全面運休 ~5月31日(プレス発表無し)

ハノイ市,ハイフォン市及びダナン市の措置

ハノイ市
以下の罰則を適用することを発表(主なものを抜粋)。
①公共の場でマスクを着用しなかった者:最大30万ドンの罰金
②公共の場、道端や路上に使用済みマスクをポイ捨てした者:最大700万ドンの罰金
③自分又は他人の新型コロナウイルスの感染を隠した者:最大200万ドンの罰金
④公共での飲食サービスの休止措置を遵守しなかった個人及び団体:それぞれ最大1000万ドンと2000万ドンの罰金
⑤公共の場での集会制限又は商業サービスの休止措置を遵守しなかった個人及び団体:それぞれ1000万ドンと2000万ドンの罰金
⑥感染地域を出入りする前に行う医療検査・観察措置を遵守しなかった者:最大2000万ドンの罰金
⑦隔離施設からの脱走、隔離に関する規定の不遵守、隔離・強制隔離措置の拒否:最大1000万ドンの罰金
⑧インターネット上にデマ情報を投稿した者:最大1500万ドンの罰金
⑨上記⑦の者や医療申告を不誠実に行う者が他人に感染させた場合、上記⑧の場合等には刑法の適用もあり得る。

ハイフォン市
以下の指示が出ています(主なものを抜粋)
①4月3日以降、流行地域からハイフォン市に入る場合、集団隔離(費用自己負担)。
②市内から出る車両は、区(県)人民委員長の確認書が必要。市内に入る車両は、交通警察課の確認書が必要。
③市内タクシーの運行をすべて停止し、公園は閉鎖する。

ダナン市
ハノイ市とホーチミン市から来るすべての者(ダナン市出身者も含む)に対して14日間の集団隔離(費用自己負担)。

httpss://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00105.html

ホーチミン市は他市のようにベトナム政府発表以外の罰則、指示などは出ていません。

ホーチミン市内の様子

4月1日から社会的隔離措置として不要な外出は禁止されています。
当初は4月15日までということでしたが、1週間延長され22日までとなりました。
しかし僅かながら感染者が増えていることもあり、再延長される可能性は十分にあります。
現在通勤、通院、食料品等の日用品の買い物以外は外出しないこととされており、外出時はマスク着用が義務付けられています(マスク非着用での罰金有り)。

カラオケ、マッサージ、バー、ビアクラブ、ダンスホール(クラブ)、映画館、レストラン、カフェなど、生活必要品販売店以外の営業は認められていません。
食堂を含むレストランでの食事も認められていませんが、テイクアウト、宅配での食料提供は行われています。
またタクシー、市バスの営業も停止となっており、移動手段はバイクのみ(バイクタクシーは可)です。

まとめ

以上の通り、現在ベトナムへの日本人を含む外国人の入国はできないため、ベトナム在住の外国人でも一度ベトナムを出国した場合、再入国できません。
また日常生活もかなりの部分で制限を受けています。平日は通勤等で多少の往来は見られますが、週末はほとんど外出する人はいません。
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