ホーチミンで旅のための予防接種を受けよう!
ホーチミンで予防接種を受けよう!
長期旅行者におすすめのパスツール体験記
東南アジアを長期で旅したり、世界一周を計画したりしていると気になるのが予防接種。
私も以前から気になっていたのですが、「そのうちやろう」と思っているうちに時間が過ぎていました。
結果的に、すべての接種が終わるまで約7か月。
これから長期旅行を考えている方は、ぜひ早めにスケジュールを組むことをおすすめします。
今回はホーチミン市3区にある「パスツール(Pasteur Institute Ho Chi Minh City)」で実際に予防接種を受けた体験を紹介します。

Viện Pasteur Thành phố Hồ Chí Minh(パスツール研究所)
167 Pasteur, Xuân Hòa, Hồ Chí Minh
ホーチミンで予防接種を受けよう!パスツールで狂犬病・A型B型肝炎・破傷風ワクチンを受けた体験談
世界一周や長期旅行を計画していると、気になってくるのが予防接種。
私もホーチミンに長年滞在しながら気になっていたものの、「そのうちやろう」と思っているうちに後回しになっていました。
結果として、すべての接種が終わるまで約7か月。
これから長期旅行や海外生活を考えている方は、ぜひ早めに準備を始めることをおすすめします。
「備えあれば患いなし」です。
今回は、ホーチミン市3区にある「パスツール(Pasteur Institute Ho Chi Minh City)」で実際に予防接種を受けた体験を紹介します。
パスツールってどんなところ?
パスツールはベトナム南部の感染症研究や予防医療を担う歴史ある施設です。
旅行者向けワクチンでも有名で、長期旅行者(バックパッカー)をはじめ、海外在住者や世界一周旅行者などがよく利用しています。
施設はかなりローカルな雰囲気ですが、ワクチンの種類が豊富、料金が安い、実績が豊富という理由で、長年多くの旅行者に利用されています。

長期旅行者におすすめのワクチン
狂犬病
東南アジアでは野犬や野良猫を見かけることも少なくありません。
狂犬病ワクチンは、「噛まれても大丈夫になる」わけではありませんが、
万が一噛まれた場合の対応が大きく変わります。
特に、地方へ行く予定がある、バイク旅をする、長期滞在するという方には人気のワクチンです。
A型・B型肝炎
A型肝炎は主に飲食物から、B型肝炎は血液や体液を介して感染します。
長期旅行や海外生活を考えている方には定番のワクチンです。
破傷風
旅先では、バイク事故、転倒、切り傷など、日本より怪我をする機会が増えることがあります。
地味な存在ですが、実は非常に重要なワクチンです。
まずは血液検査から
私の場合は、A型肝炎・B型肝炎の抗体が残っているか分からなかったため、まず血液検査を受けました。
パスツールでは比較的安価に抗体検査を受けることができます。
実際の問診票はこちらです。

昔ワクチンを接種した記憶が曖昧な方は、まず検査してみるのもおすすめです。
実際にかかった費用と日程
今回私が受けた内容と日程はこちらです。
| 日付 | 内容 | 金額 |
|---|---|---|
| 2025/9/18 | 血液検査 | 520,000vnd |
| 2025/9/18 | 狂犬病 1回目 | 420,000vnd |
| 2025/9/18 | 破傷風 1回目 | 130,000vnd |
| 2025/9/18 | AB肝炎 1回目 | 635,000vnd |
| 2025/9/25 | 狂犬病 2回目 | 420,000vnd |
| 2025/10/16 | 破傷風 2回目 | 130,000vnd |
| 2025/10/16 | 狂犬病 3回目 | 420,000vnd |
| 2025/10/28 | AB肝炎 2回目 | 635,000vnd |
| 2026/3/18 | AB肝炎 3回目 | 650,000vnd |
| 2026/4/20 | 破傷風 3回目 | 140,000vnd |
合計すると、
4,100,000vnd(約2万3千円前後)
でした。
ただし、ワクチンの種類やメーカー、為替レート、接種時期によって料金は変動します。
また、価格改定も毎年くらい行われますので、上記はあくまで私が接種した際(2025年~2026年)の実例として参考にしてください。
最新の料金は必ず接種前に確認することをおすすめします。
また最初の血液検査から最後の接種まで約7か月かかりました。
正直、「今日行って全部終わり」だと思っていたので思ったよりかかりました。
インターバル中にホーチミンに滞在する必要はないので、ホーチミンをベースにして東南アジアを旅しながら、接種のタイミングでホーチミンにまた来るってのもいいかもしれません。
世界一周や長期旅行を計画している方は、出発直前ではなく余裕を持って準備を始めることをおすすめします。
ワクチンは何回打つの?どれくらい効果が続く?
狂犬病ワクチン
3回接種を完了しました。約1カ月で終了。
- 1回目:2025/9/18
- 2回目:2025/9/25
- 3回目:2025/10/16
一般的な旅行者であれば、3回接種を完了することで数年から10年以上の効果が期待できます。
予防接種をしたから犬に嚙まれても大丈夫というわけではなく、事前接種しておけば血清が不要で追加ワクチンのみで対応できるということです。
もし予防接種をしていなかったら血清を打つためにすぐに大都市まで移動しなければなりません。
ベトナムだとハノイ、ダナン、ホーチミンに移動する必要があります。地方部には血清がないことが多い為です。
A型・B型肝炎ワクチン
- 1回目:2025/9/18
- 2回目:2025/10/28
- 3回目:2026/3/18
2回目から3回目のインターバルが長く、全部終わるのに半年かかりました。
1回目でも一定の効果は期待できますが、長期間の免疫を得るためには3回目まで完了することが重要です。
一般的には20年以上、場合によっては生涯にわたる免疫が期待されています。
破傷風ワクチン
- 1回目:2025/9/18
- 2回目:2025/10/16
- 3回目:2026/4/20
3回接種を完了することで基礎免疫が完成し、約10年間効果が続くとされています。
これが一番長く、2回目と3回目のインターバルが半年、最初の接種から7ヶ月かかりました。

「1回だけ」でも意味はある?
出発まで時間がない場合、
「全部終わらないなら意味がないのでは?」
と思うかもしれません。
しかし実際には、1回目や2回目でも一定の効果は期待できます。
ただし、長期的な免疫を得るためには推奨回数を最後まで完了することが重要です。
私の場合も、最初の接種から最後の接種まで約7か月かかりました。
だからこそ、旅の計画が決まったら早めに動き始めることをおすすめします。
黄熱病ワクチンについて
アフリカや南米へ行く予定がある方は、黄熱病ワクチンが必要になる場合があります。
黄熱病ワクチンは特殊で、
- WHO認定施設で接種
- 国際接種証明書(イエローカード)の発行
が必要です。
ホーチミンでも接種できますが、一般的な予防接種ではないため事前確認がおすすめです。
まとめ
バックパック、航空券、海外保険。
旅の準備はいろいろありますが、予防接種もそのひとつです。
実際に旅をしていると、
- 野犬
- バイク事故
- 食あたり
- 地方移動
など、日本ではあまり意識しないリスクにも出会います。
私の場合、約410万ドンと7か月かかりましたが、
- 狂犬病
- A型肝炎
- B型肝炎
- 破傷風
について、長期間の安心を手に入れることができました。
「もっと早く始めておけば良かった」というのが正直な感想です。
これから世界一周や長期旅行を考えている方は、ぜひ予防接種も旅の準備のひとつとして検討してみてください。
ホーチミン滞在中に予防接種を考えている方は、パスツールを候補に入れてみてはいかがでしょうか。
兎家は長期旅行者の方から予防接種の相談を受けています。
気になる方はお気軽にお声がけくださいね。

※本記事の内容は筆者が2025年〜2026年に実際に接種した際の体験をもとにしています。ワクチンの種類・接種スケジュール・料金は変更される場合がありますので、最新情報は医療機関へご確認ください。
